「イ・スンギがわたしを生かしてくれた」　83歳日本人ファンのエピソードにウルッ

　【NEWSIS】歌手で俳優のイ・スンギが、83歳の日本人ファンのエピソードを聞き、泣きそうになる。

　3日午後10時から放送されるバラエティー番組『兄弟ラーメン』（テレビ朝鮮）第6話で、イ・スンギは高齢の日本人女性が店を訪れると、感謝の気持ちを示す。この女性は朝6時の電車に乗って、6時間かけて到着する。娘を早くに亡くし、憂うつだったとき、イ・スンギが出演するバラエティー番組を見て、癒されたという。この女性は「息もできなかったのに、（イ・スンギが）わたしを生かしてくれた」と打ち明け、人々の心を打つ。

　イ・スンギは厨房から出てきて、この女性と目を合わせながら会話をする。この女性は、飛行機は怖いけれど、イ・スンギを見るために3度も韓国を訪れたと告白する。イ・スンギは「心が十分に温かくなった」と慰め、写真撮影などファンサービスをして感動させる。この女性は、財布に大切にしまっている娘の写真を取り出し、涙をぬぐう。

　『兄弟ラーメン』は、イ・スンギやお笑いタレントのカン・ホドン、俳優ペ・イニョクが日本の観光地でラーメン店を開く番組だ。韓国のインスタントラーメンを活用し、ラーメンに慣れ親しんだ日本人の心をとらえる過程を描いている。3人は前回、来店客に誕生日を祝う歌を歌い、韓流スターのイ・ミンホとビデオ通話をして思い出をつくった。

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