【ソウル聯合ニュース】韓国の大手芸能事務所・SMエンタテインメントとエンターテインメント企業・HYBE(ハイブ)の傘下レーベルの代表や役員が米ビルボードの「2023インディーズパワープレイヤーズ」に選ばれた。
ビルボードがこのほど発表した「2023インディーズパワープレイヤーズ」のリストによると、SMエンタテインメントの李聖洙(イ・ソンス)最高企画責任者と卓栄俊(タク・ヨンジュン)最高執行責任者(COO)、同事務所米国支社のドム・ロドリゲス副社長、HYBE傘下のビッグヒットミュージックのシン・ヨンジェ代表とソースミュージックのソ・ソンジン最高経営責任者(CEO)が名を連ねた。李氏と卓氏は2年連続、シン氏は3年連続で選定された。
ビルボードはSMエンタテインメントの成果について、今年初めに経営権を巡る紛争があったにもかかわらず、aespa(エスパ)のニューアルバム「MY WORLD」の発売初日の売上枚数がK―POPガールズグループでは過去最多となり、170万枚のセールスを達成したと評価した。
HYBE傘下のレーベル2社については、ビッグヒットミュージックに所属する人気グループ、BTS(防弾少年団)とTOMORROW X TOGETHER(TXT、トゥモロー・バイ・トゥギャザー)、ソースミュージックに所属するLE SSERAFIM(ル セラフィム)の成果に注目した。
BTSは昨年の米ラスベガスと釜山でのコンサート成功後、メンバーのソロ活動も続いているとし、TXTはミニアルバム「minisode2:Thursday's Child」がビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で14週連続ランクインを果たし、初のワールドツアーを成功させたと説明した。LE SSERAFIMはアルバム「UNFORGIVEN」がビルボード200で自己最高位の6位を記録したと伝えた。
インディーパワープレーヤーズは、米3大メジャーレーベルとされるユニバーサル・ミュージック・グループ、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ワーナーミュージックグループを除く世界の音楽市場で独自の成果を上げたレーベルと流通会社の関係者を対象としたリストで、ビルボードが2017年から毎年発表している。