「飲酒運転・ドライバーすり替え」の歌手Eru、一審で執行猶予判決

【NEWSIS】酒を飲んで車を運転した上、発覚を恐れて同乗者を運転席に座らせる「ドライバーすり替え」を行ったとして起訴された歌手のEru（イル、本名：チョ・ソンヒョン）＝39＝が、一審で執行猶予付きの懲役刑を言い渡された。

　ソウル西部地裁は15日午後、犯人逃避幇助、飲酒運転幇助、道路交通法上の飲酒運転およびスピード違反などの罪で起訴されたEruに対し、懲役6月、執行猶予1年を言い渡した。同時に罰金10万ウォン（約1万1000円）も宣告した。

　これに先立ち検察側は、懲役1年とスピード違反の過料10万ウォンを求刑していた。

　Eruは昨年9月、酒を飲んだ状態で車を運転したにもかかわらず、その後プロゴルファーとして知られる同乗者を運転席に座らせた疑いが持たれていた。

　Eruはこれとは別に、昨年12月にも酒に酔った知人に駐車場にあった自分の車を運転させた上、同じ日に自らも飲酒状態で制限速度を超えて運転し、事故を起こした疑いも持たれている。