【NEWSIS】男性アイドルグループASTRO(アストロ)のメンバーで今年4月19日に亡くなったムンビンさんの母親が、息子のことをしのんでくれるファンたちにお礼を言った。だが、それと同時に息子に関するデマ拡散はやめてほしいとお願いしている。
これは、ムンビンさんの母親が13日、所属事務所ファンタジオを通じて、ASTROのファン・サイトに「遠ところから来てくださり、お気遣いくださったファンの方々の手紙や花、そしてたくさんの真心に私もまたとても慰められています」という文を掲載した上で、明らかにしたものだ。
ムンビンさんの追悼場所は現在、京畿道広州市内の南漢山城近くの寺「国清寺」にある「月の空間」に設けられている。
ムンビンさんの母親は「皆さんがうちの息子をしのび、恋しく思ってくださっていることは分かっていますが、一部の少数のコミュニティー・サイトで無分別なデマが作られているのを見ました」「このようなデマの数々が母親である私としては目にするのがつらいです」と吐露した。
そして、「事実ではないデマによって多くの人々が被害を受け、心から息子のことを思ってくださるファンの方々の心もまた傷つくのではないかと心配になることもあります」と懸念している。
その上で、「このようなデマによって誰かにうちの息子のことが語られないよう、もうこれ以上、確証のない話やデマが生産されないよう、切にお願いします」と訴えた。
ムンビンさんは2016年にASTROのメンバーとしてデビューし、メインダンサー兼サブボーカルとして活躍した。ASTROは『After Midnight(アフター・ミッドナイト)』『Breathless(ブレスレス)』などのヒット曲を出し、さわやかさがアジアで人気になった。また、ムンビンさんは2020年から同じグループのユンサナと一緒にユニット「MOONBIN&SANHA」を結成し、多彩な音楽性やカラーを見せていた。バラエティー番組出演や俳優としても活動していた。