【ソウル聯合ニュース】韓国で先月31日に封切られた俳優マ・ドンソク主演の韓国映画「犯罪都市3」(原題)が今週末も興行ランキング首位を独走すると予想される。
韓国映画振興委員会が9日に発表した集計によると、「犯罪都市3」の8日の観客動員数は約19万2000人で興行ランキング1位だった。累計観客動員数は約645万9000人に上る。今週末に700万人を超える見通しで、800万人突破を目指す。
「犯罪都市3」は公開初週の週末の6月2~4日に約281万7000人の観客を動員した。3日(約116万2000人)と4日(約107万2000人)は今年公開の韓国映画としては初めて1日当たり観客数が100万人を上回った。韓国で祝日だった6日には観客動員数の累計が600万人を突破した。
シリーズ2作目の前作「犯罪都市 THE ROUNDUP」の興行成績を上回るかにも注目が集まっている。
昨年5月に公開された前作は約1269万3000人を動員し、新型コロナウイルス下で唯一、観客数が1000万人を超えた韓国映画となった。1作目の「犯罪都市」(2017年)の観客数は約687万9000人だった。
9日午前の時点で、「犯罪都市3」のチケット予約は全体の51.6%を占めトップ。 シネマコンプレックス(複合型映画館)CGVの観客評価「CGVゴールデンエッグ指数」も95%を記録した。
同シリーズは拳一つで犯罪者に立ち向かう怪物刑事、マ・ソクト(マ・ドンソク)と犯罪組織の死闘を描いたクライムアクション。「犯罪都市3」はマ・ソクトが薬物事件の背後にいるチュ・ソンチョル(イ・ジュンヒョク)とリキ(青木崇高)を捕まえる作戦を描いた。