ソン・ヘギョ、12年前から続く善行…米国LACMAに韓国語の案内書寄贈

ソン・ヘギョ、12年前から続く善行…米国LACMAに韓国語の案内書寄贈

 【NEWSIS】女優ソン・ヘギョが12年前からよき影響力を発揮している。

 誠信女子大学のソ・ギョンドク教授が9日に語ったところによると、ソン・ヘギョとともに、米国ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)に韓国語の案内書を寄贈したという。ロサンゼルス・カウンティ美術館は、美術品およそ14万9000点を所蔵している、米国西部で最大規模の美術館だ。案内書には美術館の紹介、地図、観覧客の注意事項などが記されている。韓国人観覧客に無料で提供し、間もなく美術館のホームページでも確認することができる。

 ソ・ギョンドク教授は「世界的な美術・博物館で英語、スペイン語、中国語、日本語などは提供されているが、韓国語のサービスがなかなか提供されておらず、プライドが傷ついた。韓国語のステータスを世界の人たちに伝え、韓国人観光客が美術館を観覧するのに役立ちたいと、寄贈キャンペーンを始めた」とした上で「2006年、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に最初に韓国語の音声サービスを提供した。その後、ソン・ヘギョさんと意気投合し、寄贈キャンペーンを繰り広げた」と説明した。

 2011年からソ・ギョンドク教授が企画し、ソン・ヘギョが後援して韓国語の案内書を寄贈している。ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ボストン美術館、カナダ・トロントのロイヤルオンタリオ博物館、ニューヨークのブルックリン美術館などだ。ソ・ギョンドク教授は「米州だけでなく、欧州まで拡大する計画」とした上で「世界の主な美術・博物館、観光地で韓国語のサービスが支援されるまで、最善を尽くしたい」と話している。

◆【写真】ソン・ヘギョ、ドレスの裾をひらめかせ…Met Galaのオフショット公開

チェ・ジユン記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース