SM、EXO-CBXによる専属契約解除通知に反発 「外部勢力がいる」

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写真提供=SMエンターテインメント
▲ 写真提供=SMエンターテインメント

 【NEWSIS】韓流グループEXOのメンバー、ベクヒョン、シウミン、チェンが所属事務所SMエンターテインメントに対し、専属契約解除を通知した。この3人は、グループ内ユニット「EXO-CBX」でともに活動してきたメンバーだ。

 ベクヒョン、シウミン、チェンの代理人を務める法務法人リンのイ・ジェハク弁護士は1日にコメントを発表し、「アーティストたちはこれに先立ち、当法律代理人を通じ、3月21日から最近までSMに計7度にわたり、内容証明を発送した」と説明した。

 イ・ジェハク弁護士は「SMは従来12-13年を超える長期契約をアーティストたちと締結した後、このような期間でも足りず、再び後続の専属契約書に押印させ、実に最低17年または18年以上に至る長期の契約期間を主張するなど、非常に不当で横暴なふるまいを繰り返している」とした上で「少なくない練習生期間まで含めると、およそ20年にわたる期間、SMが優越的地位を基に、アーティストにいわゆる奴隷契約を結ぶよう強要しているというわけだ」と主張した。

 一方SMエンターテインメントは、EXO-CBXに接近して虚偽の情報や誤った法的評価を伝え、SMとの専属契約を無視して自分たちと契約を結んでもかまわない、というような非常識な提案をしている外部勢力がいることが確認された、と反論している。

 該当の外部勢力について、SMエンターテインメントは「アーティストのことを本当に考える気持ちがまったくないのにもかかわらず、流言飛語、中傷や謀略、甘い言葉などによって当社所属のアーティストが誤った判断を下し、専属契約に違反したり、二重契約を結ぶよう誘引する不正行為をはたらいている」と主張した。

 SMエンターテインメントは「これらの外部勢力は、当社所属のアーティストが当社との有効な専属契約に違反するよう誘引するだけにとどまらず、該当のアーティストを通じて当社所属の別のアーティストまで専属契約に違反したり、二重契約を結ぶよう誘引していることが分かった」と説明している。

 なおSMエンターテインメントは、このような外部勢力の試みは明白な違法行為であるとし、可能な限りあらゆる法的措置を取る方針だという。

◆【写真】「EXO-CBXと出かける世界旅行!」

イ・ジェフン記者
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