【Pickcon】タレントで作家のホ・ジウンが、緊急災害ショートメールが誤って送信された事態をめぐり、警鐘を鳴らした。
ホ・ジウンは31日、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」に「ちょっと記憶に残る朝でしたね。普段は自然と目覚めたり携帯電話で起きるんですが。きょうは国が起こしてくれました。除隊してから、本当に久しぶりです。皆さん、ちゃんと避難できましたか」という書き込みとともに、緊急災害ショートメールが表示された携帯電話の待ち受け画面をキャプチャーした写真を掲載した。
さらにホ・ジウンは「ですが、すでに数日前、異例のことながら時間まで具体的に通知され、引き続きニュースを通じて伝えられていた、予定されていたことをあえて早朝の緊急災害ショートメールで知らせなければならない問題なのか、よく分かりません。おかげで災害ショートメールを消していた電話も全部鳴ったのですから。その上、これは日本で沖縄の住民たちが受けるべきもので、ソウル市民が受けるものではないじゃないですか」と主張した。
ホ・ジウンは「結局、30分もたたないうちに誤って警報が発令されたことが伝えられました。誤発令だったという行政安全部(省に相当)の告知すら、急災害ショートメールで届いたという点で、朝は早起きして大きく笑って始めるのが健康によいという深い意味が感じられます。わたしたちが緊急時にどのようにうろたえるのか見ていた、北のおかしな人たちにとってのみ、よいことでした。このままでは、本当に緊急事態に直面したとき、市民たちが気楽に考え、対処を怠るのではないでしょうか。心配です」とつづった。
この日午前6時30分ごろ、携帯電話に緊急災害ショートメールが届いた。ソウル市は「本日6時32分、ソウル地域に警戒警報発令。国民の皆さんは避難の準備をし、子どもや高齢者、体の不自由な人が優先的に避難できるようにしてください」というメッセージを送信し、市民たちを当惑させた。そしておよそ22分後、今度は行政安全部が「ソウル市が発令した警戒警報は誤発令であることをお知らせする」という内容の緊急災害ショートメールを送信した。
なお、ホ・ジウンは現在、毎日昼12時5分から午後2時まで放送されるSBSラブFMの番組『ホ・ジウン・ショー』でDJを務めている。