【NEWSIS】K-POPを代表するガールズグループBLACKPINK(ブラックピンク)のメンバー、ジェニー(27)が女優としてカンヌ国際映画祭のレッドカーペットに立った。
ジェニーは第76回カンヌ国際映画祭期間の今月22日(現地時間)、フランス・カンヌで行われた米HBOのドラマ『The Idol(ジ・アイドル)』の試写会前のレッドカーペット・イベントに登場した。
『The Idol』はカナダ出身のスーパー・ポップ・スターThe Weeknd(ザ・ウィークエンド、本名:エイベル・マッコネン・テスファイ)が制作、HBO『ユーフォリア/EUPHORIA』のサム・レビンソンが演出を手がける。人気急上昇中のアイドルをめぐるさまざまな関係と、音楽産業の世界を描いた作品だ。
ジェニーとThe Weekndのほか、米国とフランスの国籍を持つ女優兼モデルのリリー=ローズ・デップ、南アフリカ共和国出身でオーストラリアのシンガーソングライター、トロイ・シヴァンらが出演する。
昨年7月に予告編が公開された直後から話題になっていた作品だが、ベールに包まれていたジェニーの役はダンサーであることがこのほど分かった。BLACKPINKのメンバーであり、ソロ・アーティストとしても存在感を証明してきたジェニーにとって初めての演技挑戦ということもあって、世界中のファンから大きな関心が寄せられている。
ジェニーは演技は初めてだが、既に全世界で人気のポップスターだけに、レッドカーペットに立つや、会場は熱気に包まれた。
肩があらわになった白いドレスに大きな黒いリボンという姿は、K-POPのステージとはまた違うムードで、ジェニーが通り過ぎるたびにあちこちから歓声がわき上がり、カメラのフラッシュが浴びせられた。
これは、米国の芸能メディア「デッドライン」が「超大型人気グループBLACKPINKのメンバーとして一番よく知られているジェニーが参加するなら、カンヌはGen-Z(Z世代=1990年代中盤以降生まれの若者)中心の名スポットになるだろう」と予想した通りだった。
BLACKPINKのメンバーで女優活動を並行するのは、ジスに続きジェニーが2人目だ。ジスはJTBCのドラマ『スノードロップ』(2021-22年)で女優デビューを果たして注目を集めた。