ソ・ジョンヒ、元夫の故ソ・セウォンさんによる家庭内暴力に「愛するが故の行動だと信じていた」

写真=チャンネルAより
▲ 写真=チャンネルAより

 【NEWSIS】タレントのソ・ジョンヒが元夫で先月20日にカンボジアで死去したお笑いタレント、ソ・セウォンさんとのことを振り返った。

 ソ・ジョンヒは5日に公開されたチャンネルAのトーク番組『オ・ウニョンの貴い相談所』予告編で、「息子は私のことを見て、『典型的なカルト教徒として生きるような生き方をしている』と言いました」と打ち明けた。

 かつてソ・セウォンさんからドメスティックバイオレンス(DV)を受けていたソ・ジョンヒは「(ソ・セウォンさんが)『見るな』というものは見なかったし、『連絡するな』と言われたら連絡しませんでした」と話した。そして、「(ソ・セウォンさんの悪口を言う)子どもたちが恨めしかったです。私のことを愛しているからそういうことをしたと信じていました。愛するが故の行動でした」と暴行を受けていた時のことを振り返った。ソ・ジョンヒと一緒に出演した母親のチャン・ボクスクさんは、娘の姿を切なそうに見つめた。

 これを聞いた精神健康医学科専門医のオ・ウニョン博士は「私は愛ではなかったと思う。相手を成長させないやり方だったから」と言い切った。ソ・ジョンヒは「19歳で結婚して、今では私は還暦を過ぎたけれども、それでは私の人生はすべて間違っていたのですか」と涙を見せた。

 ソ・ジョンヒは1980年代にその美しさでCM界の脚光を浴びた。1983年にソ・セウォンさんと結婚し、娘ドンジュさんと息子ドンチョンさんが誕生した。2人はおしどり夫婦として有名だったが、2014年にソ・セウォンさんがソ・ジョンヒに暴力を振るっていたことが明らかになり、翌年協議離婚した。ソ・セウォンさんはソ・ジョンヒに対する暴行で懲役6月(執行猶予2年)の刑を言い渡された。

 ソ・セウォンさんは先月20日、カンボジアのプノンペンで死去した。今回の『オ・ウニョンの貴い相談所』の収録は、ソ・セウォンさんの死去前に行われたとのことで、12日に放送される。

◆【写真】がん闘病中のソ・ジョンヒがグラビア撮影、童話の主人公のよう

チョン・ジナ・インターン記者
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