ソ・セウォンさん、死後8日でカンボジアで火葬…娘ソ・ドンジュが出席

写真提供=パク・ヒョンオク元カンボジア韓人会長
▲ 写真提供=パク・ヒョンオク元カンボジア韓人会長

 【NEWSIS】お笑いタレントのソ・セウォンさん(67)が亡くなってから8日で火葬される。

 故人の火葬式は28日、カンボジア・プノンペンの寺院で執り行われる。弁護士でタレントとしても活躍中の娘ソ・ドンジュも出席する予定だ。ソ・ドンジュは22日、現地に設けられた臨時の殯(ひん)所(出棺まで棺を安置しておく場所)を訪れたのに続き、再びカンボジア入りした。遺族は遺体を運ぶ費用や現地の状況を考慮し、火葬を決定したという。火葬後、遺骨は韓国に運ばれる予定だ。ソ・ドンジュ側は「火葬式後のスケジュールは決まっていない」とした上で「家族と話し合っている」と説明した。

 ソ・セウォンさんは20日午前11時ごろ、カンボジア・プノンペンにある韓人病院で死亡した。もともと糖尿病の合併症を患っていたという。当初、点滴を受けている最中に心停止したと伝えられていたが、向精神薬「プロポフォール」を投与していたという話もある。故人の側近である元カンボジア韓人会長のパク・ヒョンオク氏はニューシスの取材に対し、「プロポフォール投与説は全く事実ではない」とした上で「わたしが病院に到着したとき、(ソ・セウォンさんの)腕には点滴の針が刺さっていて、色はオレンジだった。輸液に栄養剤を入れたようだった」と反論した。

 ソ・セウォンさんは1979年に『ギャグコンテスト』(TBC)でデビューした。『青春行進曲』(MBC)や『日曜日、日曜日の夜に』(MBC)、『ソ・セウォンショー』(KBS第2)などに出演した。2014年にモデル出身のタレントである妻ソ・ジョンヒを暴行した様子が収められた監視カメラの映像が公開され、衝撃を与えた。翌年、懲役6月、執行猶予2年を言い渡され、ソ・ジョンヒと協議離婚した。ソ・ジョンヒとの間には娘が一人、息子が一人いる。その後、名門大学の音楽科出身のキムさんと再婚して娘が誕生し、2019年12月にカンボジアへ移住していた。

◆【写真】出廷するソ・セウォン

チェ・ジユン記者
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