【NEWSIS】俳優ユ・アイン(本名オム・ホンシク、36)の向精神薬プロポフォールやコカインなど薬物使用疑惑をめぐり捜査している警察が、ユ・アインと一緒に薬物を使用した疑いが持たれている共犯についても捜査を進めている。
ソウル警察庁の関係者は10日、定例懇談会で「ユ・アインに対する2回目の事情聴取を控え、補うべき部分がある」とした上で「共犯も一部、さらに捜査しなければならない部分があり、調べた後で2回目の事情聴取を行う」と語った。
警察は、ユ・アインが共犯とともに薬物を使用した情報をつかみ、捜査を進めている。
ユ・アインはプロポフォールを常習的に使用したほか、大麻、コカイン、ケタミンなど4種類の薬物を使用した疑いが持たれている。
ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊は先月27日、ユ・アインを直接呼び出しておよそ12時間にわたり取り調べを行ったが、追加で調べる必要があるとみている。
ユ・アインは当時、取り調べを終えた後、「薬物を使用したことを認めるのか」という報道陣の質問に対し、「明らかにすることができる事実をそのまま申し上げた」とした上で「恥ずべきことで(声を震わせながら)このような場に立ち、これまで僕を愛してくださった多くの方々をひどく失望させてしまった点、深く反省している。申し訳ない」と答えた。