【NEWSIS】ガールズグループIVEの所属事務所STARSHIPエンターテインメント(以下、STARSHIP)が、新興宗教団体「アガドンサン」の教祖キム・ギスン氏が会長を務めるシンナラレコードを、IVEの1stフルアルバムの予約販売先から除外したことが分かった。韓国のカルト教団「基督教福音宣教会(JMS)」の総裁チョン・ミョンソク氏の性犯罪疑惑を扱ったネットフリックスのドキュメンタリー『すべては神のために:裏切られた信仰』の波紋が芸能界にも拡大しているようだ。
STARSHIPは20日、IVEのファン向け公式コミュニケーションサイトに、来月10日に販売予定の1stアルバム『I’ve IVE』の予約販売に関する案内を掲載した。
ところが、長い間予約販売ショップリストの中にあったシンナラレコードの名前が、今回はなかった。これを巡り、STARSHIPが『すべては神のために』に対する厳しい世論を意識したのではないかとの見方がでている。IVEのシングルがリリースされた時には、予約販売ショップのリストにはシンナラレコードの名前があった。
シンナラレコードは、アガドンサンの最後の事業体で、シンナラレコードの全身「シンナラ流通」は教祖キム・ギスン氏の主な資金源だといわれていた。シンナラ流通は、アガドンサンが解散となる前、信者らの労働力を搾取して得た莫大な資金によって設立されたとの疑いが持たれている。この内容は『すべては神のために』の第5、6話でも扱われている。