【ソウル聯合ニュース】韓国のベテラン歌手、チョー・ヨンピルが5月13日にソウル・蚕室総合運動場のオリンピック主競技場でソロコンサートを開催する。コンサートプロモーターが21日発表した。
蚕室・オリンピック主競技場でのチョー・ヨンピルの公演は、2018年のデビュー50周年記念ツアー以来5年ぶり。
オリンピック主競技場は1986年のソウルアジア大会と88年のソウル五輪の舞台となった施設で、5万人以上の観客を収容でき、アーティストの「夢の舞台」と呼ばれる。
チョー・ヨンピルは2003年のデビュー35周年記念公演をここで行い、同施設で初めてコンサートを開催したソロアーティストとして記録されている。同会場でこれまで7回公演し、チケットは全席完売という記録も持つ。
オリンピック主競技場は6月から改装工事に入るため、現在の会場での公演はチョー・ヨンピルが最後となる見通しだ。
プロモーターはこの公演について「世代を貫くチョー・ヨンピルの名曲とともに、象徴的な空間を記憶する場になる」とした。
チョー・ヨンピルは昨年、2曲の新曲を収めたシングル「Road to 20-Prelude 1」を発表し、4年ぶりの単独コンサートを開催した。チケットは販売開始から30分で4万席が全て売り切れた。