「ユ・アインの毛髪からコカイン追加検出」…使用疑われる麻薬は計4種

　麻薬類であるプロポフォールと大麻使用の疑いが持たれている俳優ユ・アイン（36、本名・厳弘植＝オム・ホンシク）の毛髪からコカインとケタミンが追加で検出されたと報じられた。

　テレビ朝鮮が1日に報道したところによると、国立科学捜査研究院では先日、ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊にユ・アインの毛髪の精密鑑定結果を通知したとのことだ。この鑑定結果には、プロポフォールと大麻のほかに、コカインとケタミンの陽性反応が出たという内容があると伝えられた。

　コカインは中枢神経興奮剤に属する麻薬類だ。中毒性が強く、ヘロインやメタンフェタミンと共に「三大麻薬」とされている。全身麻酔剤として使われるケタミンは「レイプ薬」とも呼ばれている。

　警察は先月5日、仁川国際空港でユ・アインの身体押収捜索令状を執行し、簡易尿検査を実施した。この時、大麻の主成分であるテトラヒドロカンナビノール（THC）の陽性反応を確認し、国立科学捜査研究院に精密鑑定を依頼した。その後、ユ・アインの毛髪からプロポフォールと大麻に続き、2種類の麻薬成分が追加で検出されたものだ。

　警察は、「ユ・アインはプロポフォールを医療以外の目的で常習的に処方されていた」という食品医薬品安全処の調査結果に基づいて、捜査に着手した。警察は近く、ユ・アインに出頭を求めて麻薬の使用時期や経緯などを集中的に聴取する方針だ。

◆【写真】ユ・アイン、ファッションショーのように華麗にウォーキング