ユン・ジョンヒ、フランス・パリで永眠…30日に非公開で葬儀

　【NEWSIS】「銀幕の女王」ユン・ジョンヒさん（本名ソン・ミジャ、78）の葬儀の日程が確定した。

　映画関係者が22日語ったところによると、ユン・ジョンヒさんの葬儀は30日、フランス・パリ近郊の聖堂で行われるという。親せきや親しい知人らだけが出席し、非公開で執り行うとのことだ。ユン・ジョンヒさんは火葬され、生前故人が希望していた近くの墓地に埋葬されることが分かった。

　女優キム・ヘスがソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）に特にコメントを書き込むことなく、白黒のフィルターをかけた故人の写真を何枚か投稿するなど、多くの人が哀悼の意を表している。

　このように、韓国国内で哀悼の声が上がっているが、韓国国内に焼香所などを設置するのは難しいとみられる。故人の夫でピアニストの白建宇（ペク・ゴヌ）もこの日コメントを発表し、「生前のジニの母（ユン・ジョンヒ）の意向に従い、葬儀はパリで家族とともに静かに執り行う予定だ」と伝えた。

　1月20日にこの世を去ったユン・ジョンヒさんは、1960年代後半から1979年代後半にかけて活躍した映画スターだ。ムン・ヒ、ナム・ジョンイムと共に「女優トロイカ時代」を築いた。およそ300本の作品に出演し、韓国で開催されるほぼすべての授賞式で主演女優賞を手にしている。2010年に出演したイ・チャンドン監督の映画『ポエトリー　アグネスの詩』が最後の作品となった。