【NEWSIS】「韓国大衆音楽界の王子」として知られる男性デュオUNの元メンバー、John-Hoon(キム・ジョンフン)とチェ・ジョンウォンが、そろって「交際トラブル」で物議を醸している。
法曹界が18日に明らかにしたところによると、ソウル中央地検(民事90単独)はこのほど、John-Hoonが元交際相手の女性を相手取って起こした損害賠償請求訴訟を棄却した。John-Hoonは、女性が「John-Hoonに妊娠中絶を強要された」などと虚偽事実を流布したとして、女性を相手取って損害賠償を求めて提訴していた。
これに先立ちJohn-Hoonは2019年2月、この女性に告訴された。女性はJohn-Hoonが妊娠中絶を促した上、「家を探してやる」と言いながらJohn-Hoonが賃貸保証金を払わず、そのまま連絡が取れなくなったと主張。その後女性は約定金請求訴訟を取り下げ、騒動はいったん収まったかに見えた。
ところが今度はJohn-Hoonが2020年、女性を相手取って損害賠償を求めて提訴。John-Hoonは、女性が「妊娠中絶を強要された」などと虚偽事実を流布してメディアにもうその情報を提供した、と主張した。しかし裁判所は女性の行為を違法とは見なせないと判断し、訴訟を棄却した。
一方、チェ・ジョンウォンには最近、既婚女性との不倫疑惑が浮上。事の発端は、40代の男性が先日Youtubeチャンネル「芸能裏統領(裏の大統領)イ・ジンホ」に出演し、「アイドル出身の有名芸能人が自分の妻に接近した」と主張したことだった。その後、このYoutubeチャンネルは、話の中に登場した有名芸能人がチェ・ジョンウォンであることを明かし、波紋を呼んだ。
騒動が拡大すると、チェ・ジョンウォンは「幼い頃から家族ぐるみで親しくしていた近所の年下の子で、記事の内容にあったような不適切な出来事は絶対になかった」として「今後、法廷で真実を明らかにし、私が受けた被害についても法的措置を取るつもりだ」とコメントした。
John-Hoonとチェ・ジョンウォンは2000年にUNのメンバーとしてデビューし、「Gift」「Pado」などのヒット曲で人気を集めた。