【NEWSIS】3度目の薬物使用により裁判沙汰になっている元歌手練習生のハン・ソヒが、控訴審でも実刑を言い渡された。
ソウル東部地方裁判所は13日、ハン・ソヒの麻薬類管理に関する法律違反(向精)をめぐる控訴審で、原審と同じく懲役6月を言い渡した。麻薬リハビリプログラム40時間履修、追徴金10万ウォン(約1万380円)の命令も維持された。
裁判所は「逮捕現場で押収された注射器10個から、ハン氏のルミノール反応が出たことが分かった。原審法廷で不正確に陳述を一部覆し、証拠として採択もされなかった」と説明した。
さらに「一審と比べ量刑条件に変化がなく、一審の量刑が裁量の合理的な範囲を出ておらず、これを尊重するのが妥当だと判断され、特別な事情変更もない」と判断した。
この日、青い囚人服ではなく、黒いツイードジャケットに黒いスキニージーンズといういでたちで法廷に立ったハン・ソヒは、刑を言い渡される間、頭を下げたまま黙って聞いていた。
これに先立ち、検察は控訴審で原審同様、懲役1年6月を求刑したが、受け入れられなかった。
なお、ハン・ソヒは2021年3月に薬物を使用した罪で裁判にかけられ、昨年7月に大法院(最高裁判所に相当)で懲役1年6月を言い渡された。
これに先立ち、2016年にはBIGBANGのメンバー、T.O.Pと大麻を吸引するなどしたとして起訴され、2017年7月に一審で懲役3年、執行猶予4年、保護観察120時間、追徴金87万ウォン(約9万280円)を言い渡された。同年9月に刑が確定した。
歌手練習生だったハン・ソヒが薬物を使用して裁判にかけられたのは、これまでに知られているだけで3度目だ。