【ソウル聯合ニュース】2000年代後半から10年代初めにかけて大きな人気を集めた韓国の女性グループ、KARA(カラ)が29日、ニューアルバム「MOVE AGAIN」をリリースした。
芸能事務所のRBWによると、KARAのアルバム発表は2015年5月発売の7枚目のミニアルバム「In Love」以来で、19年に亡くなったハラを除く、ギュリ、スンヨン、ヨンジと14年に脱退したニコル、ジヨンの5人で活動を再開した。アルバム名には、華やかだったステージ上のKARAの姿をもう一度ファンに見せたいとの抱負が込められている。
07年にデビューしたKARAは「Pretty Girl」「Honey」「ミスター」「Lupin」「Jumping」などの曲をヒットさせ、韓国と日本で人気を博した。また、K―POPのガールズグループとしては初めてとなる東京ドームでの単独コンサートも成功させた。
RBWは「今年デビュー15周年を迎え、ファンの大きな愛に応えようと今回のアルバムを企画した」として、「メンバー全員が作詞作曲やアルバムプロデュースに参加し、KARAならではのカラーがにじみ出る作品を完成させた」と説明した。
アルバムにはタイトル曲「WHEN I MOVE」をはじめ、メンバー全員が作詞に参加した「Happy Hour」、明るく希望に満ちたエネルギーが際立つディープハウスジャンルのダンス曲「Shout It Out」、アコースティックギターのサウンドが感性的な雰囲気を醸し出す「Oxygen」の4曲が収録されている。
強烈なリズムにパワフルなボーカルが加わった「WHEN I MOVE」ではジヨンが作詞作曲、ニコルが歌詞に参加した。
KARAは29日、大阪で開催される韓国音楽専門チャンネルMnetの音楽授賞式「MAMA AWARDS」で新曲を初披露する。