葬儀場が舞台のイ・ヘリ主演ドラマ、1週間休止…梨泰院事故に配慮

【NEWSIS】女優のイ・ヘリが主演するMBCの水木ドラマ『百人力執事　～願い、かなえます～』（以下、『百人力執事』）が、梨泰院雑踏事故の影響で内容を一部変更することになった。

　MBCは3日、同ドラマの3日と4日の放送を休止すると発表。「ドラマの素材・展開の特性上、先週末の（梨泰院事故の）遺族や事故現場を直接・間接的に目にした方々に苦痛を与えかねない部分があると判断した」として「一部内容を編集して放送するため、1週間休止する予定」と説明した。

　さらに「『百人力執事』は、故人の願いを聞き届ける葬儀指導士が主人公のドラマで、舞台となるのは主に葬儀場だ。ドラマの中で故人が死に至った経緯やその後の話まで、ファンタジーも加わってストーリーが展開する」「遺族に配慮し、国民の皆さまにとっても慰めになる内容にするため、やむを得ず放送を休止することをご理解願いたい」とコメントした。

　同ドラマは葬儀指導士のペク・ドンジュ（イ・ヘリ）と生活サービス企業「百人力」のキム執事（イ・ジュニョン）が主役となるストーリーだ。2人は故人と生きている人の間を行き来しながら願いを何でも聞き入れ、手助けする。先月19日からスタートし、第4話まで放送されている。視聴率は3％台を記録している。

チェ・ジユン記者