【NEWSIS】世界中で人気を集めるボーイズグループBTS(防弾少年団)のリーダー、RM(アールエム、本名:キム・ナムジュン)=28=が、米国のポップスターで大物プロデューサーとしても知られるファレル・ウィリアムス=49=のプロジェクトに参加していたことが分かった。
米国の権威ある音楽雑誌『ローリング・ストーン』によると、RMはファレル・ウィリアムスの新プロジェクト「Phriends(フレンズ)」に参加。2人はリモートで作業し、同プロジェクトの一つとしてリリースされる新曲のレコーディングをこのほど終えた。
『ローリング・ストーン』最新号の表紙を飾った2人は、音楽だけでなくさまざまな話題についてトークを繰り広げた。同誌のユーチューブ・チャンネルで公開された動画などによると、RMは特に国連での演説やホワイトハウスでバイデン米大統領と面会したことなどに言及し、自分たちがこのような社会的活動の場に出るのにふさわしい人物なのか戸惑ったと打ち明けた。
さらに、最近になってアートをはじめさまざまな分野に興味が出てきたことを明かし「時々、本当に怖くなる。例えば『僕が音楽をこれ以上好きじゃなくなったら』と考えてしまったり」と告白。これに対し、ファレル・ウィリアムスは「それは一時的なものだ」と話し、RMを安心させた。
過去にミックステープ(非正規の作品)などを発売したRMは、今月25日にリリース予定の自身初の公式ソロアルバムについても言及した。ファレル・ウィリアムスとの対談時に「90%ほど作業が終わっている」と話したRMは、ファレル・ウィリアムスに自身のプロジェクトのプロデュースを提案すると、ファレル・ウィリアムスは「何をしてほしいのか言ってくれ」と応じ、RMのソロアルバムでも2人がコラボした可能性を示唆した。
ファレル・ウィリアムスはRMが幼いころから好きだったアーティストだ。ファレル・ウィリアムスが2006年にリリースした『Take It Off(Dim the Lights)』に言及し「自分のプレイリストに入れてあって、アマチュア時代に韓国語に翻訳してレコーディングしたこともある」と打ち明けた。
イ・ジェフン記者