ソ・ジョンヒ「ソ・セウォンと離婚後、精神科で治療…極端なことも考えた」

 タレントのソ・ジョンヒが離婚後の心痛を打ち明けた。

 ソ・ジョンヒは24日、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」に「『エレベーター事件』直後の2カ月余り米国で暮らしてから帰国し、オフィステル(ワンルームマンション)に入居した」と過去を振り返った。2014年にお笑いタレントで夫だったソ・セウォンがソ・ジョンヒに暴力を振るい、エレベーターまで脚をつかんで引っ張っていく防犯カメラ映像が公開され、波紋を呼んだ時のことだ。

ソ・ジョンヒ「ソ・セウォンと離婚後、精神科で治療…極端なことも考えた」

 ソ・ジョンヒは「母と一緒に暮らすことになったオフィステルは小さな空間だった。生まれて初めて誰からも干渉されず、思った通り暮らすことができた」としながらも、「でも、うれしくなかった。ただ結婚生活に失敗し、再び立ち上がることもできなさそうな50代の女に過ぎなかった」と書いた。

 ソ・ジョンヒは離婚後、精神科のトラウマ(心的外傷)治療を1年6カ月受けたという。「治療を受けていた時は結婚生活について語ると涙がこみ上げてきた」「トラウマ治療の先生は毎回2-3時間も話を聞いてくれて、『できますよ』と励ましてくれた。『もうそんなふうに生きなくていい』と抱きしめ、『1人でもやっていけます』と勇気をくださった」とつづった。

 だが、ソ・ジョンヒは「それでもすぐには治らなかった。おそらくその時、母がそばにいなかったら、悪い選択をしていたかもしれない。遠い所へ旅立とうとか、極端な選択(自殺)をしようとか考えた」「離婚して7年間、母と暮らした。母のことが好きになった。また、母が私をどれだけ愛しているのか気付いた」とも述べた。

 最後に、ソ・ジョンヒは「母はいつでも世間知らずの年を取った娘にご飯を作ってくれる。栄養たっぷりの健康的な食べ物を並べて、喜んでいる。病気の娘に何かしてやれるということそのものを幸せに思っているようだ。母のおかげで傷ついた心が少しずつ癒されている」と書いている。

 ソ・ジョンヒは1982年にソ・セウォンと結婚し、長女ソ・ドンジュと長男ソ・ジョンウが生まれたが、2015年に離婚した。ソ・ジョンヒは今年初め、乳がんの初期と診断されて手術を受け、現在は抗がん剤治療をしている。

チョン・ジェギョン記者

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