ナム・ボラ、7年前行方不明になり亡くなった弟を思い涙「苦痛は一生続く」

【NEWSIS】女優のナム・ボラが18日に公開されたユーチューブの動画で、弟を失った悲しみを吐露した。

 ユーチューブチャンネル「Kizzle」では18日、「家族の死を経験した2人の対話」と題する動画が公開され、「一日姉弟」となった2人の様子が明かされた。

 ナム・ボラは動画撮影に先立ち「この話をすることをとてもためらった。自分で話したら、乱れた感情を落ち着かせるのも自分の責任だから」と話し、出演をためらった理由を明かした。

ナム・ボラ、7年前行方不明になり亡くなった弟を思い涙「苦痛は一生続く」

 ナム・ボラはこの日、姉を失った学生の話を聞いて「私も7年が過ぎたけど、つらくて話すことができない。だから勇気を出して言ってくれてありがとう」と話した。さらに「私があなたの話を聞いてとても驚いたのは、私と全く同じだったこと」として「あの夜、弟が帰ってこないので携帯電話で位置を追跡してみたところ、すごく嫌な予感がして『絶対違う、絶対違う』と自分に言い聞かせていたけど、結局その予感が当たった。初めは受け入れるのがとてもつらかった」と弟を失った日のことを振り返った。

 ナム・ボラはまた、幼くしてこの世を去った弟に「申し訳ない」と話した。さらに、弟を思いながら「はっきり言って、本当につらい。あまりにも…久しぶりに呼び覚ました感情で、ずっと忘れていた。私は我慢して感情にふたをしていた」「この苦痛が一生続くのかと考えたけれど、大事なのは、しっかり乗り越えること。苦痛の中にいつまでもいるのではなく、乗り越えることが大切だと思う」として「私たちも頑張って乗り越えよう」と話した。

 なお、ナム・ボラはデビュー前から14人きょうだいの長女として名を知られていた。2015年、3番目の弟を突然失ったことを明かし、その後も弟を失った悲しみを口にしていた。

ユ・ダヨン記者

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