イ・ジョンジェ エミー賞受賞で「凱旋帰国」…「韓国コンテンツさらに広める」

 【NEWSIS】アジア国籍の俳優として初めて米エミー賞の主演男優賞を受賞した韓流スターのイ・ジョンジェが「凱旋(がいせん)帰国」した。

 イ・ジョンジェは18日午後4時ごろ、仁川国際空港に到着、帰国した。動画配信サービス「NETFLIX(ネットフリックス)」オリジナルシリーズ『イカゲーム』で世界のスターとなったイ・ジョンジェは12日(現地時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで行われた「第74回プライムタイム・エミー賞 (Primetime Emmy Awards)」授賞式でアジア国籍の俳優としては初めて主演男優賞を受賞し、俳優としてのキャリアの全盛期を迎えた。

イ・ジョンジェ エミー賞受賞で「凱旋帰国」…「韓国コンテンツさらに広める」

 『イカゲーム』のファン・ドンヒョク監督、出演者のパク・ヘス、チョン・ホヨンらは一足早く15日に帰国した。イ・ジョンジェは映画『HUNT(ハント)』の監督として、同映画の主演俳優で親友のチョン・ウソンとカナダ・トロント映画祭でのスケジュールがあったため、ファン・ドンヒョク監督たちとは別に同日、帰国した。

 イ・ジョンジェはエミー賞受賞後、北米で「韓国コンテンツをさらに広め、レベルの高いコンテンツを作ることについていろいろな話を交わした」と語った。エミー賞受賞の意味については「韓国コンテンツの発展と世界の多くの国々の観客との出会いを通じたコミュニケーションを確認する契機」と評した。そして、「そういう意味で、トロント映画祭でもチョン・ウソンと一緒に映画『HUNT』を情熱をもってPRしてきた」と笑った。

 また、ファン・ドンヒョク監督が帰国懇談会で、イ・ジョンジェが年を取らないうちに『イカゲーム』シーズン2の撮影を急ぐ、という内容の話をしたことについては、「私が年を取ることについては心配しなくてもいい。一生懸命ケアをしている」と笑わせた。

 イ・ジョンジェは最後に「映画も一生懸命作って、監督も続けようと思う。もっと重要なのは演技をさらにうまくやること」と強調した。

イ・ジェフン記者

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