【SportsChosun】作曲家でタレントのユ・ヒヨルが、13年パーソナリティーを続けてきたKBS第2の音楽番組『ユ・ヒヨルのスケッチブック』を降板する。
2009年4月から13年間、同番組を引っ張ってきたユ・ヒヨルは、600回を最後に番組を離れる。ユ・ヒヨルは報道資料を通じて「まず、長期間にわたりわたしに関する論争で疲労感を抱かせてしまい、あらためて心からおわび申し上げる」と切り出した。
「これまでに噴出した数多くの状況を目の当たりにし、自分自身をあらためて振り返るようになった」というユ・ヒヨルは「過去を否定されたようだという言葉に、一番胸が痛んだ。喪失感がどれほど大きいか、到底計り知れないほど」と、最近持ち上がった盗作疑惑について遠回しに言及した。
その上で「悔しい」という見解を再度表明した。ユ・ヒヨルは「今持ち上がっている盗作疑惑には同意し難い部分もある」とし、「浮上する相当数の疑惑は、各自の見解と解釈できるが、自分としては受け入れ難い内容だ。ただ、こうした論争が二度と起きないように、自分自身をいっそう厳しく見つめたい」と伝えた。
また、『ユ・ヒヨルのスケッチブック』のリスナーと制作陣にもあいさつを伝え、「13年3カ月という長い間、大切にしてくださった多くの方に、心から感謝のあいさつをお伝えする」「最後までご尽力くださった制作陣と関係者の皆さんに、心から感謝している」とコメントした。
これに先立ちユ・ヒヨルは、昨年9月に公開した『ユ・ヒヨルの生活音楽』プロジェクトの第2トラック「とても私的な夜」と「私が灯る時間」をめぐって、それぞれ坂本龍一の「Aqua」「1900」と似ているという疑惑が浮上した。これについて坂本龍一は、ユ・ヒヨルは盗作していないという立場を表明し、ユ・ヒヨルはこの件について繰り返し謝罪の意を伝えていた。
アン・ソユン記者