【ソウル聯合ニュース】韓国人気グループのBTS(防弾少年団)と、世界の芸術や文化を紹介するグーグルのオンラインサービス「グーグル・アーツ・アンド・カルチャー」のコラボレーション企画「BTS × ストリートギャラリー」が、ARMY(BTSファン)の誕生日に当たる今月9日にリリースされた。グーグルが12日、伝えた。
この企画は、ファンがBTSにまつわる思い出の詰まった都市や建物をストリートビューでたどれるようにしたもの。コラボページで、BTSのJ-HOPE(ジェイホープ)は米ニューヨークの国連本部ビルをバックに、自ら「グーグル・アーツ・アンド・カルチャー」から厳選したアート作品を紹介する。国連本部は、BTSが2018年に国連総会でスピーチし、21年には公演を行った場所だ。
メンバーのJUNG KOOK(ジョングク)はソウル・江南のチョングビルをバックに選んだ。このビルは、BTSが所属するHYBE(ハイブ)が社名を「ビッグヒット・エンターテインメント」としていたころの社屋だ。
JUNG KOOKは「この建物は2013年のデビュー以来、僕たちにとって第2の家のような存在だった。それから僕たちは本当に長い道のりを歩んできた」と紹介している。
ファンはソウルをはじめ、シンガポール、東京、米ロサンゼルス、英ロンドンなど、BTSが公演などで訪れファンとの思い出を作った世界各地をバックに、BTSメンバーが選んだアート作品などで自分だけのストリートギャラリーを作成できる。
グーグルはまた、「防弾少年団」または「BTS」と検索すると出てくる紫色の風船をクリックすると画面上にたくさんの風船が現れるイベントも用意した。このうちマイクの入った風船をクリックすると、「I purple you」(紫するよ・愛しているよ、の意味)というメンバーの声が再生される。