【ソウル聯合ニュース】韓国の新人ガールズグループ、IVE(アイブ)が4月にリリースしたセカンドシングル「LOVE DIVE」が「向かうところ敵なし」の勢いを見せている。
「LOVE DIVE」は22日午前9時現在、韓国最大の音楽配信サイト、メロンのチャート「トップ100」で1位を維持している。昨年12月にデビューしたIVEは今月19日、同曲でデビュー後初の「トップ100」1位を達成した。翌20日にはメロンのデイリーチャートでもトップに立った。
現在、「トップ100」には、上半期に大きくヒットした(G)I-DLE(ジー・アイドゥル)の「TOMBOY」、デビュー22年目の貫禄を見せつけた歌手PSY(サイ)の「That That」、世界的人気を誇るBTS(防弾少年団)の新曲「Yet To Come」、韓国内で圧倒的なファンダム(ファン集団)を持つ男性トロット(韓国の演歌)歌手のイム・ヨンウンの「私たちのブルース」などが上位に入っている。
韓国歌謡界では、メロンのチャートでの1位獲得は、ファンダムの規模や大衆の人気のどれかが欠けても不可能ないため、音楽番組での1位獲得よりはるかに難しいとされているが、IVEは発売から3カ月が経った曲で先輩歌手を抑えトップに立った。
「LOVE DIVE」は愛する勇気さえあればいつでも自信を持って飛び込もうというメッセージが込められた曲。先ごろ、米誌「タイム」の「ベストK―POPソング」にも選ばれた。同曲のミュージックビデオ(MV)は、デビュー曲「ELEVEN」のMVに続き動画投稿サイトユーチューブ」で再生回数1億回を達成した。
歌謡界の関係者はIVEの人気ぶりについて、18日に3年ぶりの対面形式で開かれた大型K―POPイベント「ドリームコンサート」で男性グループのファンもIVEの曲を歌っていたとし「曲が聞きやすく歌いやすいのが大きな長所」と述べた。
また、19日にソウル・蚕室野球場で行われたプロ野球、KT対斗山戦で行ったメンバーのチャン・ウォニョンの始球式とIVEの公演も大きな人気を集め、SNS(交流サイト)で話題となり、二つのイベント後にリスナーの反応が反映され、メロンのデイリーチャートで1位を記録するに至ったの見方を示した。