【NEWSIS】歌手ヘンリーが親中論争に巻き込まれたときの心境を打ち明けた。
ヘンリーは3日、ソウル市城東区聖水洞のカフェで行われた音楽バラエティー番組『FLY TO THE DANCE』(JTBC)の制作発表会で、「ここ数カ月は人生において最もつらかった」とした上で「僕に対する悪口やよくない話、ここでは言えないような言葉を聞いたときにも、悔しかったけれど耐えた。でも、家族に対する悪口は我慢できなかった。そんなことを言われるたびに心臓が張り裂けそうだった」と告白した。
さらに「僕はこの世に生まれたことが祝福だと思っている。すべての人を愛している」とした上で「音楽やステージを通じて、性別・国籍に関係なく、最大限多くの皆さんによいエネルギーを伝えたい。国家や政治的なことではなく、こうした姿を皆さんが見てくれたらと思う。もうやめてほしい。僕はいつもベストを尽くしている」とコメントした。
中国系カナダ人のヘンリーは、2008年にSUPER JUNIOR-Mのメンバーとしてデビューした。2013年からソロ活動を繰り広げている。2022年北京冬季オリンピック以降、韓国で反中感情が高まっていたとき、親中論争に巻き込まれ、一部インターネットユーザーたちの反感を買った。2018年の南シナ海領土紛争当時、ヘンリーは「一つの中国」を支持する写真を公開した。中国の国旗である五星紅旗のマスクを身に着け、中国をたたえるコメントを書き込んだ。
なお、『FLY TO THE DANCE』はストリートダンスの本場・米国で路上ダンスパフォーマンスをする姿を描く番組で、『Begin again』シリーズの制作スタッフが手掛ける。『STREET WOMAN FIGHTERの主役であるAIKIやLeejungのほか、リア・キム、Harimu、Amy Park、Love Ranなどが出演する。『Begin again』に出演していたヘンリーがダンサーたちの音楽やステージの責任を負う。3日午後10時50分スタート。
◆【写真】ヘンリー、イタズラっぽいほほ笑みに隠されたホットなボディ
チェ・ジユン記者