『魔女は生きている』スタッフに住民への暴行疑惑浮上

 【NEWSIS】テレビ朝鮮の新ドラマ『魔女は生きている』の撮影チームにパワハラ暴行疑惑が持ち上がった。

 テレビ朝鮮は30日、「プロデューサーではなく、カメラ装備車両のドライバーと(住民の間で)生じたこと」とした上で「双方の主張が食い違っている。原文は削除された状態だが、騒動が持ち上がったことについて謝罪申し上げる。状況を入念に把握しているところ。警察による捜査が実施されれば、誠実に臨むつもりだ」とコメントした。

『魔女は生きている』スタッフに住民への暴行疑惑浮上

 あるオンライン・コミュニティに28日、「きょうドラマ撮影チームから暴行されました。助けてください」というタイトルの書き込みがあった。作成者は「うちの駐車場に車がとまっており、母親が帰ってきて『車をどかしてほしい』として弱めにクラクションを鳴らしたそうだ」とした上で「プロデューサーだか誰だか知らないが、駐車していた人の『なんでおばさんがクラクションを鳴らすんだ』という言葉から始まって、けんかになった」と主張した。

 さらに「大きな声がするので外に出てみたら、その人がうちの母親をののしっていた。それを見て理性を失い、わたしもその人に悪口を言った。うちの母親に『XXX』と言うので、阻止しようとしたところ、わたしの腕にこぶしで攻撃してきた」とした上で「わたしは27歳の女性で、そのプロデューサーだという人はおじさんだ。すでに警察署に通報した」と説明した。応急処置をした腕と警察に提出する診断書も公開した。

 このドラマは、40歳にして殺したい人ができてしまった3人の女性コン・マリ(イ・ユリ)、チェ・ヒス(イ・ミニョン)、ヤン・ジナ(ユン・ソイ)の物語を描く作品だ。キム・ユンチョル・プロデューサーが『品位のある彼女』(2017)以来5年ぶりに演出する。来月スタート予定だ。

◆【写真】イ・ユリ「指ハートの純白の女神」=「第56回大鐘賞映画祭」

チェ・ジユン記者

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