「売春あっせん・賭博」元BIGBANGのV.I、懲役1年6月の判決確定…民間刑務所へ

　【チョソン・ドットコム】売春あっせんおよび海外での常習賭博などの罪で起訴されたBIGBANGの元メンバー、V.I（本名イ・スンヒョン、31）に対し、大法院（最高裁判所に相当）が上告を棄却し、懲役1年6月の判決を確定した。

　大法院1部は26日、V.Iと検事側の上告を棄却し、二審の懲役1年6月を確定した。大法院が原判決を確定したことにより、国軍刑務所に未決収監中のV.Iは近隣の民間刑務所に移される。V.Iは2023年2月まで刑務所生活を送ることになる。

　V.Iに適用された罪は九つで、一審・二審はすべて有罪と判断した。V.Iは2015年12月から翌年1月にかけて、クラブや金融投資業などの投資誘致のために台湾、日本、香港などの投資家たちを相手に複数回にわたり買春行為をあっせんし、自分も買春した疑いがある。また、ソウル市江南区にあるクラブ「MONKEY MUSEUM（モンキーミュージアム）」のブランド使用料の名目などでクラブ「BURNING SUN（バーニングサン）」の資金5億2800万ウォン（約5300万円）を横領し、従業員らの個人弁護士費用名目でユリ・ホールディングスの金およそ2000万ウォン（約200万円）を手に入れたという。

　2013年から2017年にかけて、米国ラスベガスのホテル内にあるカジノなどで賭博を行い、およそ22億ウォン（約2億2100万円）を使用したほか、賭博資金として100万ドル（約1億2700万円）のチップを借り、届け出なかった罪、2015年12月末にソウル市江南区の店で知人らと酒を飲んでいたときほかの客ともめ、これをユリ・ホールディングスのユ・インソク前代表に伝え、暴力団を動員して脅した罪も適用された。

　V.Iは2020年1月に起訴されたが、同年3月に軍隊に入隊し、軍事裁判所で裁判を受けてきた。昨年8月に一審で懲役3年を言い渡され、法廷拘束された。今年1月に二審で、高騰軍事裁判所が一審と同じく容疑をすべて認めたが、処罰が重すぎるというV.I側の主張を受け入れ、懲役1年6月に減刑した。

◆【写真】出頭したV.I、性的接待疑惑で

リュ・ジェミン記者