『Decision To Leave』タンウェイ「パク・チャヌク監督は私の人生を完全なものにしてくれた」

 「わたしの人生を完全なものにしてくれた人」

 女優タンウェイは、第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に招待された映画『Decision To Leave』を手掛けたパク・チャヌク監督について、このように語った。

 タンウェイは24日(現地時間)、フランス・カンヌで開催された記者懇談会で「この文章一つでパク監督と一緒に仕事をした感想を要約することができる」とした上で「パク監督をとても愛している。あらゆる面でものすごいことをなさっており、ソレのように(特別な)人物を与えてくださった」と語った。

写真提供=CJ ENM
▲ 写真提供=CJ ENM

 『Decision To Leave』は、変死事件を捜査することになった刑事ヘジュン(パク・ヘイル)が、死者の妻ソレに愛を感じるようになり、繰り広げられるストーリーを描く。

 パク・チャヌク監督とシナリオ作家チョン・ソギョンはアイデア会議をするときからタンウェイを念頭に置き、シナリオを書いた。シナリオが完成する前にタンウェイと会い、映画に関する話をし、出演をオファーしたという。

 タンウェイは撮影前、韓国語の文法から勉強し、繊細なセリフを表現した。タンウェイは「撮影中ずっとうれしかったけれど、言語の問題で実質的な難しさがあった」とした上で「特に、初撮影のときはわたしとパク監督、パク・ヘイルさん、みんな翻訳機を準備してきた」と打ち明けた。そして「中盤からは次第によくなっていった」とし、「パク監督がたくさん励ましてくれた。パク監督は俳優やスタッフを保護してくれる人」と語った。

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オ・ギョンムク記者

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