【Pickcon】ソル・ギョングとムン・ソリが故カン・スヨンさんに最後のあいさつをした。
11日午前10時、ソウル市江南区のサムスンソウル病院葬儀場でカン・スヨンさんの告別式が執り行われた。ユ・ジテの司会で進められた告別式では、キム・ドンホ元釜山国際映画祭理事長、イム・グォンテク監督、ヨン・サンホ監督、ムン・ソリ、ソル・ギョングが追悼の辞を述べた。
◆【写真】カン・スヨンさん出棺、チョン・ウソン&ソル・ギョングらがともに
新人時代からカン・スヨンさんと深い縁があったソル・ギョングとムン・ソリは、尊敬する先輩を送り出しながら涙ぐんだ。ソル・ギョングは「先輩、もう少ししたら先輩に会わなければならない日なのに、今先輩に追悼のあいさつをしているなんて、すごく悲しく、心が痛み、どうしたらよいか分からない」とした上で「とても非現実的で、映画のワンシーンだとしても撮りたくない場面にいるようだ。この場所はとても残忍な瞬間だ。めちゃめちゃの追悼の辞になってしまいそう。僕の気持ちのように。許していただきたい」と口を開いた。
さらに「まだ知られていない俳優だったわたしに、今後も演技を続ける勇気を与えてくださった。わたしは先輩の永遠の助手、先輩はわたしの永遠の射手(先輩、上司、メンターの意)だった」とした上で「いつでも、どこでも、どんなときでも訪ねてきてほしい。俳優たちのところに来て励ましてくださり、幸せだった現場をたびたび訪れ、劇場を訪れ、わたしたちとともに過ごしてほしい。わたしの友人、師匠。見せていただいた愛と念慮、配慮と献身、永遠に忘れない。師匠とご一緒できて幸せだった。とても会いたいです」と述べ、カン・スヨンさんを思い浮かべた。
一方、ムン・ソリは訃報を耳にしたときのことを振り返り、「先輩。映画の世界というのは、この土地にだけあるものではないかもしれないという気がした」とした上で「天国でも、先に旅立った方たちと1本つくってください。気が合うかどうか分からないけれど、先輩はいつもけんかしながら、許しながらするものだとおっしゃったではないか」とした上で「先輩、さようなら。先輩の顔も、先輩の声も、忘れない。次にわたしたちが会ったら、一緒に映画をつくろう」と言いながら涙を流した。
なお、告別式と出棺を終えた後、カン・スヨンさんは竜仁公園に埋葬される。
イ・ウジョン記者