【NEWSIS】ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の確保措置により営業が禁じられていた、接待を伴う飲食店で酒席を設けたとして裁判沙汰になっていた俳優チェ・ジニョク(36、本名キム・テホ)に対し、罰金50万ウォン(約5万1000円)の略式命令が下された。
法曹関係者が10日語ったところによると、ソウル中央地方裁判所は感染病予防法違反罪で起訴されたチェ・ジニョクに対し、先月29日に罰金50万ウォンの略式命令を下したという。
略式命令とは、裁判なしに罰金・過料などの処分を下す手続きだ。略式命令を受けた当事者は、不服がある場合、略式命令文を受け取ってから1週間以内に正式裁判を請求することができる。
チェ・ジニョクは昨年10月6日、ソーシャル・ディスタンス第4段階措置により集合が制限されていたのにもかかわらず、接待を伴う飲食店を訪れたという。警察は当時、事業主および接客担当者、そしてチェ・ジニョクら客を含め51人を摘発した。
チェ・ジニョクの所属事務所は摘発のニュースが報じられた後、「チェ・ジニョクは、知人が夜10時まで営業できる場所だと言って案内した店が違法営業していたとは知らなかった」と釈明した。チェ・ジニョクも当時、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に謝罪文を掲載した。
リュ・インソン記者