搭乗拒否されたDJ Soda、アメリカン航空から謝罪受ける

【STARNEWS】レギンスに書かれていた言葉が原因でアメリカン航空の飛行機への搭乗を拒否されたDJ Soda(34、本名ファン・ソヒ)が、航空会社側から謝罪を受けた。

 DJ Sodaの所属事務所カンパニー・ブルーの関係者は9日、スターニュースの取材に対し「アメリカン航空側が(搭乗拒否について)DJ Sodaへ正式に謝罪のメールを送った」と明かした。

 DJ Sodaは先月26日、米国ニューヨークからロサンゼルスへ向かうため、アメリカン航空の飛行機に乗ったが、出発直前に機内から追い出された。DJ Sodaがはいていたレギンスに英語で卑俗な言葉が書かれていたことが理由だった。航空会社の職員はDJ Sodaに「レギンスが不快」として飛行機から降りるよう指示し、結局DJ Sodaは皆が見ている前でレギンスを裏返しではき、ようやく搭乗できた。

◆【写真】DJ SODAがはいていたボトムス

搭乗拒否されたDJ Soda、アメリカン航空から謝罪受ける

 その後、DJ Soda側は現地のコーディネーターを通じて正式に謝罪を要求し、事件から二日後の先月28日、アメリカン航空が謝罪のメールを送った。

 アメリカン航空が送った謝罪メールには「ファン・ソヒさんが直面した出来事を心底遺憾に思う。専門性が足りなかったことを謝罪する」と記されており、さらに「当社は人種、宗教、民族性またはその他の差別的要因による無礼な、もしくは異質な待遇を許容もしくは黙認することはない」と伝えた。

 それでもDJ Sodaの服装についてはあらためて指摘を行った。アメリカン航空は「当社は搭乗客全員を尊重する環境を造成するため務めていることから、顧客には適切な服装を求める。不快な服装は許されない」と主張した。

 アメリカン航空が乗客の服装を理由に搭乗を拒否したのは今回が初めてではない。昨年7月にはトルコ出身の女性ボディービルダーが露出過多を理由に、2017年10月には10代の少女2人がレギンスをはいているという理由で、それぞれ搭乗を拒否された。

コン・ミナ記者

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