【ソウル聯合ニュース】韓国のパク・チャヌク監督の新作映画「別れる決心」(原題)が6月29日に韓国で公開される。配給会社が6日伝えた。この作品はフランスで今月開催される第75回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門への出品が決まっている。
「別れる決心」は山中で起きた変死事件を捜査することになった刑事のヘジュンが、被害者の妻ソレに会って疑いと関心を抱くことから展開される物語。韓国の俳優パク・ヘイルがヘジュンを、中国出身の女優、湯唯(タン・ウェイ)がソレを演じる。
パク監督の新作映画は2016年の「お嬢さん」以来6年ぶり。最高賞「パルムドール」を競うカンヌ映画祭コンペティション部門に選ばれるのはこれで4作品目となる。
今年、同部門には日本の是枝裕和監督が初めてメガホンを取った韓国映画「ベイビー・ブローカー」も選出されている。