ベルギー韓国文化院が、4月8日から三日間開催された大規模なアジア文化コンテンツ「メイド・イン・アジア」に参加し、韓国文化ゾーンを手掛けた。
このゾーンでは、K-POPワークショップやハングル書道ワークショップ、KビューティPRブース、韓服(韓国の伝統衣装)体験などが行われた。韓国文化に対する関心が高い人たちに、さまざまな体験の機会を与えたというわけだ。ベルギー韓国文化院では「最近、K-POPをはじめKビューティ、伝統文化など、現地の人たちの関心がさまざまな分野に拡大している」と説明している。
「メイド・イン・アジア」で最も人気のあるコーナーとして定着している「K-POPダンス競演大会」は、レベルごとに3部門に分かれて毎日開催。
特に今年、メインイベント会場には「イカゲーム・チャレンジ」ゾーンも設置された。組織委員会の広報担当者は「世界的に人気を集めた韓国ドラマ『イカゲーム』からアイデアを得て、オフライン・ゲームゾーンを手掛けた」と説明。希望者は誰でもゲームに参加できる。
ベルギーの象徴的アトミウムがあるブリュッセル・エキスポで開催される「メイド・イン・アジア」は、2008年から毎年およそ10万人が訪れている、ベルギー最大規模のアジア文化フェスティバルに成長した。韓流コンテンツは2015年以降、本格的に紹介されるようになり、ベルギーでK-POPをはじめ、Kビューティ、伝統文化などを伝える役割を果たしている。今年はベルギーで新型コロナウイルス感染症をめぐる防疫措置がすべて解除され、歴代最大規模の来場者が期待される。
一方、文化院は現地の有名なK-POP専門ユーチューバーデュオ「Differently Alike」が手掛ける「K-POPクラス・シーズン2」を制作し、5回にわたりユーチューブチャンネルで配信する。K-POPの歌詞を通じて韓国語の表現を紹介していた前シーズンに続き、今回は視聴者がK-POPアイドルのメイクや衣装演出などを学ぶことができるコンテンツが提供される。
パク・チュヨン記者