ドラマ「パチンコ」 釜山のロケ地に脚光

【釜山聯合ニュース】米動画配信サービス、アップルTV+(プラス)のオリジナル韓国ドラマ「Pachinko パチンコ」の主人公、ソンジャの故郷で、物語の重要な舞台となる南部・釜山のロケ地を訪れる観光客が増えている。

 在米コリアンのミン・ジン・リーによるベストセラー小説「パチンコ」が原作のこのドラマは、夢と希望を求めて渡日した韓国人一家の姿を4世代にわたって描いた。米アカデミー賞助演女優賞を受賞したベテラン女優のユン・ヨジョンや韓流スターのイ・ミンホが出演。約100カ国・地域で配信されている。

ドラマに登場した釜山・影島の太宗台(ドラマ予告編より、釜山映像委員会提供)
▲ ドラマに登場した釜山・影島の太宗台(ドラマ予告編より、釜山映像委員会提供)

 釜山映像委員会によると、ドラマの制作チームは2020年11月、約200人で同地を訪れ、6日間にわたって撮影を行った。ロケ地は影島をはじめチャガルチ市場、佐川洞の埋築地村、凡一洞の歩道橋、甘池海岸、東莱別荘、影島区庁、センタムシティ駅、BEXCO、釜山永楽公園、太宗台など約10カ所に上る。

 釜山映像委員会の関係者は「新型コロナウイルス下だったが、関係機関の積極的な協力でスムーズに撮影が進んだ」と説明した。

ドラマ「Pachinko パチンコ」(アップルTV+提供)=(聯合ニュース)
▲ ドラマ「Pachinko パチンコ」(アップルTV+提供)=(聯合ニュース)

 同委員会の金仁洙(キム・インス)運営委員長は「ドラマ内で描かれた釜山の歴史とイメージが世界の人々の心に自然に刻まれ、都市ブランド強化に大きく寄与した」と述べた。

 「Pachinko パチンコ」は29日、シーズン1の最終話となる第8話が公開された。

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