DJ SODA、「不快な服装」が原因で米航空会社に搭乗拒否される

 【NEWSIS】DJ SODA(本名ファン・ソヒ)が、ボトムスが原因で米国の航空会社から搭乗を拒否されたと主張した。

 DJ SODAは26日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「昨日ニューヨーク公演を終えてロサンゼルスに向かう飛行機に搭乗したのだが、出発直前に突然追い出された」と書き込み、写真を掲載した。

◆【写真】DJ SODAがはいていたボトムス

 投稿された写真を見ると、DJ SODAがはいていたボトムスの様子が収められている。英語で卑俗な言葉がプリントされたボトムスのほか、それを裏返してはいた様子も含まれている。

写真提供=カンパニーブルー
▲ 写真提供=カンパニーブルー

 DJ SODAは「わたしはこれまで、米国のブランドからプレゼントされたこのボトムスをはいて、数カ月にわたり米国ツアーを行いながら、何の問題もなく飛行機に乗っていた」とした上で「ビジネスクラスの1番の座席に座ってウェルカムドリンクまで飲んでいたのに、男性職員が来て、理由も告げず、いきなりわたしに荷物をまとめて出て行けと言い、飛行機の入り口前で、わたしのボトムスが不快だから別の飛行機に乗れと言った」と説明。

 また「わたしはロサンゼルスで重要な打ち合わせがあるから絶対にこの飛行機に乗らなければならず、ボトムスをはき替えると言ったけれど、断られた。切実だったので、みんなが見ている前でボトムスを脱ぐしかなかった」と打ち明けた。

 さらに「わたしがボトムスを脱いで何もはいていない状態だったのにも関わらず、彼らはわたしに『飛行機に乗る前に脱げばよかったのに』『すでにボトムスのせいで非常に不快だ』などと言い、この飛行機に乗せることはできないからほかの飛行機に乗るよう告げた」と説明した。

写真=DJ SODAがはいていたボトムス。2022.04.27.(写真=インスタグラムの画面をキャプチャーしたもの)
▲ 写真=DJ SODAがはいていたボトムス。2022.04.27.(写真=インスタグラムの画面をキャプチャーしたもの)

 DJ SODAは「わたしは指が折れていたので、ボトムスを脱ぐのがとても大変だったし、みんなが見ている前でボトムスを脱いだことも、ボトムスを脱いだまま飛行機に乗せてほしいと頭を下げてお願いしたことも、本当に屈辱的だった」と声を高めた。

 その後「もうほかの誰にもこういうことがあってはならないと思うし、今後はアメリカン航空をのボイコットする」と主張した。

 アメリカン航空による人種差別とみられる行為は、過去にプロゲーマーのリュ・ジェホンも打ち明けたことがある。

 リュ・ジェホンはSNSに「何の理由もなく、席を移動するよう求められ、嫌だと答えると、飛行機を降りたいのかとまで言われた。もうこの飛行機には乗りたくない」と投稿した。

 該当の企業は、過去にも人種差別により、米国の市民団体が利用を控えるよう勧めていた。

ユ・ダヨン記者

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