歌手で女優のIU(アイユー)=本名:イ・ジウン=が、生まれて初めて「カンヌ国際映画祭」の会場に入ることになった。
第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを受賞した是枝裕和監督の初の韓国映画監督作であり、ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドナ、IU、イ・ジュヨンらそうそうたる出演陣の共演で期待が寄せられている映画『ベイビー・ブローカー』が第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式に招待された。『ベイビー・ブローカー』は親が育てられない赤ん坊を預かる「ベイビー・ボックス」を通じて縁を結んだ人々の予期せぬ特別な旅を描いた作品で、ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、IUらが出演している。
『ベイビー・ブローカー』で生まれて初めてカンヌ国際映画祭のレッドカーペットを踏むことになったIUは「『ベイビー・ブローカー』を撮影した昨年春はいろいろなことを学ぶことができて感謝しています。すべての経験が神秘的だったという記憶がありますが、今回、カンヌ国際映画祭にまで出席できるようになるなんて、今年の春は昨年の春と同じくらい神秘的な気がして、あらためて胸がときめき、楽しみにしています」と心境を語った。
チョ・ミョンヒョン記者