ドラマ「パチンコ」 原作小説が韓国でベストセラー1位

【ソウル聯合ニュース】米動画配信サービス、アップルTV+(プラス)のオリジナル韓国ドラマ「Pachinko パチンコ」の人気を背景に、在米コリアンのミン・ジン・リーによる同名の原作小説が14日、出版から4年にして韓国ベストセラー1位を記録した。

 大手書店の教保文庫がこの日発表した4月第2週のベストセラーランキングによると、「パチンコ」韓国語版の第1巻は先週の5位から4ランク上昇して1位となった。

ドラマ「パチンコ」 原作小説が韓国でベストセラー1位

 2018年3月に発売された韓国語版は、先月末にドラマが公開されると売り上げが急増。出版社と著者の版権契約満了が迫っており、現在はオンライン注文を受け付けていない。

 教保文庫の関係者は「ドラマで関心が高まっている中、販売中止が伝えられたことでさらに関心が集まった」とし、「しばらく入手困難になるという読者の焦りから販売が急増した」と分析した。

ドラマ「パチンコ」 原作小説が韓国でベストセラー1位

 このほか、世界的に権威がある英文学賞「ブッカー賞」の「ブッカー国際賞」最終候補に選ばれた韓国人作家、チョン・ボラの短編小説集「呪いのウサギ」(原題)は前週の193位から31位にランクアップした。同書も出版から5年以上経っているが、文学賞候補に選ばれたことで順位が急上昇した。

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