【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)が12日にソウルの蚕室総合運動場オリンピック主競技場で行ったコンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE―SEOUL」の2日目の公演はライブビューイングにより、世界中に中継された。
所属事務所のビッグヒットミュージックによると、ライブビューイングは世界75カ国・地域の映画館3711カ所で行われた。
観客を入れたBTSの国内コンサート開催は、2019年10月のワールドツアー以来、約2年半ぶり。
今回のコンサートは10、12、13日の3日間開催。有観客公演とともに初日はライブストリーミングが、2日目はライブビューイングが行われた。
コンサート会場の代わりに映画館を訪れたファンは2時間を超える公演の間、BTSの公式ペンライト「ARMY BOMB」を振りながら、力強い拍手で応援した。
BTSのメンバー、SUGA(シュガ)は「世界の映画館で約100万人が私たちを見ている」と語り、スクリーン越しに公演を楽しんでいるファンにあいさつした。
最終日13日の公演は初日と同様、ライブストリーミングが同時に行われる。
BTSは、4月3日(現地時間)に米ラスベガスで開かれる第64回グラミー賞の授賞式に出席する予定だ。BTSは「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」候補に選ばれている。
4月8、9両日と15、16両日にはラスベガスのアレジアント・スタジアムで有観客コンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE―LAS VEGAS」を開催する。