【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)のSUGA(シュガ)さんと北京冬季五輪のスピードスケート・ショートトラック男子5000メートルリレーで銀メダルを獲得した郭潤起(クァク・ユンギ)さんが、韓国東部で起きた大規模な山火事の被災地復旧のため救援団体「希望ブリッジ全国災害救護協会」に寄付をした。同協会が9日伝えた。
SUGAさんは自身の誕生日の9日、山火事で厳しい状況に置かれている被災者のために使ってほしいとし1億ウォン(約940万円)を寄付したという。
SUGAさんは2020年2月にも、故郷の大邱市で新型コロナウイルスが感染拡大したことを受け、同協会を通じて1億ウォンを寄付している。
郭さんも山火事の被災者のために使ってほしいとし、3000万ウォンを寄付した。郭さんは「山火事で生活の基盤を失った方々が1日も早く日常に戻ることができることを願う」とし、消火作業にあたっている関係者に向けても謝意を伝えた。
同協会を通じた寄付は、9日午後3時時点で343億ウォンに達した。アーティスト、俳優、スポーツ選手のほか、市民約55万人が寄付を行ったという。