【ソウル聯合ニュース】韓国のベテラン歌手、羅勲児(ナフナ)が活動55年を記念したニューアルバムを22日に発表する。所属事務所が18日、発表した。
アルバム「七つの光の香り」は7曲を収録予定。このうち1曲のミュージックビデオをリリース当日の22日正午に、別の1曲を25日に、それぞれ動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信する。
羅勲児は所属事務所を通じ、「つらさと混乱の中にある心は新しい世の中を渇望する。この7曲が私と人々を包み込んで慰める希望の贈り物になれば」とコメントした。
羅勲児は1966年に活動を開始。「はるか遠い故郷」「水車は回るのに」「故郷の駅」「ムシロ~時に傷ついて~いつでも」「雑草」など数々のヒット曲を生み出し、「トロット(韓国の演歌)の皇帝」と呼ばれる。
2020年には新型コロナウイルスで疲弊した人々の心を癒そうと、地上波テレビ局が秋夕(中秋節、同年は10月1日)番組として企画した単独コンサートに出演し、話題をさらった。昨年末にはソウルや釜山などでコンサートを開催した。