YGエンタがNFT事業本格化 バイナンスと協約締結

【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BLACKPINK(ブラックピンク)などが所属する大手芸能事務所、YGエンターテインメントが暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンスと手を組み、NFT(非代替性トークン)事業を本格化させる。

 YGエンターテインメントは8日、バイナンスと戦略的パートナーシップに向けた業務協約(MOU)を締結したと発表した。

▲YGエンターテインメントとバイナンスのロゴ(YGエンターテインメント提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
▲ ▲YGエンターテインメントとバイナンスのロゴ(YGエンターテインメント提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 両社は今後、暗号資産やブロックチェーン(分散型台帳)、NFT事業に関連したプロジェクトでの協業を行う予定だ。バイナンスがプラットフォームと技術インフラを提供し、YGエンターテインメントはコンテンツを供給する。NFT事業ではエコとエネルギー効率の極大化という価値を追求していく。

 YGエンターテインメント側は、バイナンスとの協業を通じてK―POP産業で大きなシナジー効果が得られると見込んでいる。

 同社のファン・ボギョン代表取締役は協業について「希少価値のあるコンテンツのロイヤリティーと事業機会を確保し、ファンとアーティストの絆がさらに強化される契機になる」と強調した。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース