【Pickcon】女優キム・ミニが出演し、ホン・サンス監督が演出した『小説家の映画』がベルリン国際映画祭に正式招待された、と制作会社が20日に発表した。ホン・サンス監督の作品が同映画祭に招待されるのは『逃げた女』(2020年)、『イントロダクション』(2021年)に続き3年連続だ。
『小説家の映画』は女優イ・ヘヨン、キム・ミニをはじめ、ソ・ヨンファ、クォン・ヘヒョ、チョ・ユニ、キ・ジュボン、パク・ミソ、ハ・ソングクらが出演した作品だ。
◆【写真】キム・ミニとホン・サンス監督が堂々2ショット=ベルリン国際映画祭
この映画は2021年3月から2週間にわたり、韓国で撮影されたモノクロ映画だ。劇中、小説家ジュニ役を演じたイ・ヘヨンが、行方をくらました後輩の書店を遠路はるばる訪ね、一人でタワーに登り、映画監督夫妻に会い、公園を散策中に女優ギルス役のキム・ミニと出会い、一緒に映画をつくりたいと説得し、物語は進んでいく。
特に、このたび公開されたスチールカットを見ると、キム・ミニの姿が目を引く。キム・ミニは映画の主要キャストとしてだけでなく、制作室長としても名を連ねており、ホン・サンス監督は脚本、監督、撮影、編集、音楽に至るまで、あらゆる作業を手掛けた。
なお、ベルリン国際映画祭は今年で第72回を迎え、2月10日から20日にかけて開催され、『小説家の映画』は映画祭を通じてワールドプレミアで公開された後、今年上半期に韓国国内でも公開される予定だ。
チョ・ミョンヒョン記者