韓国のパスポートが世界で2番目に影響力があることが分かった。
CNNが11日(現地時間)報じたところによると、英国のコンサルティング会社ヘンリー・アンド・パートナーズの「2022年パスポート・インデックス」で、韓国のパスポートを持っていれば190カ国・地域にビザなしで行くことができ、ドイツとともに2位にランクインしたという。1位は192カ国・地域で日本とシンガポールだった。
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2006年から集計されているヘンリー・アンド・パートナーズのパスポート・インデックスは、世界199カ国・地域のうちビザなしで訪問可能な国の数を基準に順位をつけている。今年は新型コロナウイルス感染症による入国制限は反映していない。パンデミックを考慮しないとすれば、ビザなしで訪れることができる国・地域は2006年の平均57カ国・地域から今年は107カ国・地域となり、およそ2倍に増えている。しかし、こうした自由は欧州や北米、アジアの一部裕福な国・地域に限られている。
上位はほとんど欧州の国・地域が占めた。3位はフィンランド、イタリア、ルクセンブルク、スペイン、4位はフランス、オランダ、スウェーデン、デンマーク、オーストリア、5位はアイルランド、ポルトガルだった。米国や英国などは6位に入った。39カ国・地域にビザなしで渡航できる北朝鮮は104位で、最下位の111位は26カ国・地域への訪問が可能なアフガニスタンという結果だった。
韓国は昨年、ドイツと同率で3位だった。1位は日本(193カ国・地域)、2位はシンガポール(192カ国・地域)だった。