BTSジミンが訪れた済州島の観光地が脚光 地元から「ありがたい」の声

【済州聯合ニュース】世界的人気を誇る韓国のグループ、BTS(防弾少年団)のJIMIN(ジミン)さんが訪れた韓国南部・済州島の観光スポットがファンの間で脚光を浴びている。

 JIMINさんは先月、SNS(交流サイト)に済州市の繁華街のヌウェマル通り、スヌーピーガーデン、西帰浦市のソルクムバダンなどで撮影した済州旅行の写真を投稿し、話題を集めた。国内外のファンの間でこれら観光地に対する関心が大いに高まっており、一部のファンは実際に済州島を訪れてJIMINさんと同じポーズで写真を撮り、SNSに投稿している。

BTSジミンが訪れた済州島の観光地が脚光 地元から「ありがたい」の声

 また、観光地だけでなくJIMINさんが立ち寄ったカフェや飲食店などを記したマップがさまざまなバージョンで作成され、ファンの間で共有されている。JIMINさんが訪れた店は、本人のサインの写真をSNSに投稿するなどしてPRに務めている様子だ。

 こうした雰囲気の中、済州観光公社も広報活動に力を入れている。

 同公社は11日、VISIT JEJUのホームページ(www.visitjeju.net)で「BTSジミンフォトゾーン訪問認証イベント」を開始した。ヌウェマル通りに設置した「BTSジミンフォトゾーン」で撮った写真を同ホームページにアップロードすれば、抽選で商品券を贈呈するというものだ。2月6日まで実施する。

BTSジミンが訪れた済州島の観光地が脚光 地元から「ありがたい」の声

 ヌウェマル通りの商店街振興組合の関係者は、新型コロナウイルスの影響で通りが衰退していたが、JIMINさんが立ち寄ってからは多くの若者が訪れ、活気を取り戻していると伝え、「本当にありがとうと言いたい」と語った。

 2月に済州島を訪れてJIMINさんが立ち寄ったスポットを訪ねるつもりだという南西部・全州のBTSファンの女子中学生は、「JIMINさんが訪ねた観光地や店が繁盛していると聞いて気分がいい」と話している。

 BTSファンの訪問に加え、漢拏山の雪景色が目当ての旅行客なども重なり、済州島の観光客は増加傾向にある。済州道観光協会によると、今月1~12日に済州島を訪れた観光客は43万3576人で、前年同期の約3.5倍に増えた。新型コロナ流行前の19年の同期間に比べても1.2%多い。

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