【Pickcon】防弾少年団(BTS)のメンバー、JIMIN(ジミン)が浮上すれば経済も浮上する。
JIMINは先月25日、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」に写真を1枚掲載した。写真の中の場所は済州市内の「ヌウェマル通り」にあるフォトゾーンで、新型コロナウイルス感染症の長期化により低迷している地域の商圏のために済州観光公社と商人会がタッグを組んで実施しているイベントを訪れたということで意義深い。
◆JIMIN、自分のブランドを立ち上げてほしいファッションリーダー
ジミンが投稿した写真がもたらした波及力はすごかった。該当の投稿には1000人以上が「いいね」をつけ、世界中のSNSチャンネルに広まっている。何よりも、多くのファンが該当の場所を訪れ、ジミンと同じポーズで写真を撮るなど、実際に訪問して消費にもつながっており、周辺の商圏は久しぶりに活気を取り戻している。
済州観光公社は「ヌウェマル通りを訪れた防弾少年団JIMINの小さな足跡は、地域経済の活性化はもちろん、文化交流にも大きな力になるだろう」という期待感を示し、一時的に設ける予定だったフォトゾーンを再整備し、延長運営すると発表した。
済州市内にある「スヌーピーガーデン」も、JIMINが訪問したときの写真をアップして以降、多くのファンが訪れている。韓国観光公社でもSNS公式チャンネルを通じてJIMINの訪問をPRし、「JIMINの足跡がまさに名所」だということを証明した。
ファンたちのバースデーイベントでもJIMINの波及力はすごかった。昨年、10月13日のJIMINの誕生日を祝うため、ファンたちはソウル市広津区のCOMMON GROUNDの外壁のラッピングを企画した。一日のレンタル料だけで1000万ウォン(約96万円)に達する大規模イベントで、10月9日から二日間にわたり実施予定だったが、該当の広告を見るために多くのファンが訪問し、周辺の商圏まで予想外の好況となり、JIMINの誕生日まで期間が延長された。
チェジュ航空によるJIMINのラッピング飛行機も、9月1日から11月30日まで3カ月間にわたり運航予定だったが、搭乗レビューや記念写真などがSNS上で盛り上がり、予定よりも1カ月長く、12月末まで運航した。このように、世界中の注目を集めているワールドスター、JIMINが次にどのような活動で驚くべき波及力を見せつけるのか、気になるところだ。
ハ・ナヨン記者