【NEWSIS】女優イ・ヨンエ主演のドラマ『師任堂、色の日記』が4日、中国・湖南衛星テレビのIPTVチャンネルであるMango TVで放送された。同日、湖南衛星テレビの系列会社である地方放送局・湖南娯楽でも『師任堂、色の日記』を放送。どちらも中国語吹き替え版を放送し、Mango TVでは8話まで配信されている。
◆【写真】イ・ヨンエ&ソン・スンホン主演『師任堂 色の日記』制作発表会
2016年の終末高高度防衛ミサイル(THAAD)韓国配備を問題視し、中国がとった報復措置・限韓令(韓流禁止令)以降、韓国のドラマが中国で放送されたのはおよそ6年ぶりのことだ。『師任堂、色の日記』は、韓国美術史を専攻した大学講師ソ・ジユン(イ・ヨンエ)がイタリアで偶然発見した師任堂(イ・ヨンエ)の日記にまつわる秘密を、過去と現在を行き来しながら暴いていく作品。
Mango TVは2016年に『師任堂、色の日記』の版権を購入した後、同年11月に広電総局の審議を終えたが、限韓令の影響で韓中同時放送は実現しなかった。先月には女優ナ・ムニ主演の映画『オー! ムニ』(チョン・セギョ監督)が中国で公開されるなど、限韓令が解除されるのではないかという期待感が高まっている。
チェ・ジユン記者