【Pickcon】サッカー選手の奇誠庸(キ・ソンヨン)が、韓国国内の恵まれない子どもたちのため20億ウォン(約1億9420万円)を快く投じた。5日に報道された後、奇誠庸はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて所感を伝えた。
奇誠庸は「新型コロナでみんな大変でつらい時期に、農地法違反という社会的物議を醸すことになった点が僕をつらい気持ちにさせる。本当に、とても申し訳ない」とし、「後悔と申し訳ない気持ちを少しでも和らげたくて、普段からよくビジョンを共有してきたワールドビジョンを通じて寄付することになった」と謝罪した。
その上で「20億の寄付金は全額、韓国国内の恵まれない子どもたちと、厳しい環境の中でサッカー選手を夢見る優れた子どもたちのために使われる」とし、「こうすることで許され、回復できるわけではないことはよく分かっている。利己心だとしても、必要な場所にちゃんと使われれば本当にありがたいと思う」と伝えた。
奇誠庸の寄付は今回が初めてではない。奇誠庸は2008年からワールドビジョンを通じて数十人の児童を定期的に支援している。それだけでなく、2010年にはワールドカップ出場の賞金を寄付し、アフリカでの飲料水支援、ルワンダでの小児病院建築、ケニヤでの学校建築、韓国国内の恵まれない家庭の暖房費支援など、国境を越えた分かち合いを実践してきた。奇誠庸がワールドビジョンを通じて届けた寄付の額は通算30億ウォン(約2億9100万円)ほどに達するという。
なお、奇誠庸は2013年に女優ハン・ヘジンと結婚し、2015年に女の子が誕生した。